真夢人ブログ

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NHKテレビの100分de名著、「黒い皮膚と白い仮面」の二回目を見ての感想

NHKテレビの100分de名著、「黒い皮膚と白い仮面」の二回目を見ての感想。
差別は、幼い頃から、親や社会で、行われている差別的言動を、無意識裏に取り込まれて行く。
それを、教育は、意識的に訂正、改訂、上書きして行く。教育は、未来を切り開いて行く為に行われる。未来志向である。教育は、特に道徳教育は、頭に向けて、知識を叩き込んで行く。つまり、理性に向けて、知識を植え込んで行く。
だから、どうしても、表面的、意識的な、差別への抑止力でしかない。
森会長のように、ついつい本音が出てしまうタイプは、気を緩めると、建前ではなく、本音の方が、口をついてしまう。
リーダーの立場にある者が、差別を容認するような言動を取ると、追従者達は、それをお墨付きを得たかのように、おおっぴらに追従するようになる。
アメリカ合衆国大統領のトランプ氏は、その典型的な見本を見せてくれた。
つまり、リーダーが、ある意味、集団の理性部分を担い、追従者達が、実行部分を担う。
だから、リーダーの言動は、その集団の理性と実行を握っている。オウム真理教の一連の事件が、そのことを如実に示している。
だから、森会長の言動を黙認、容認することは、日本の理性と行動への評価を、海外から、厳しく表明されても、仕方がない事態に追い込まれる。