真夢人ブログ

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記事「大塚家具、「お家騒動」で見落とされた本質 | 世界の(ショーバイ)商売見聞録 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト」から

大塚家具、「お家騒動」で見落とされた本質 | 世界の(ショーバイ)商売見聞録 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

引用「1998年に大塚家具は再び業界に震撼をもたらす。「三越が新宿南館をたたみ、それを大塚家具に賃貸する」と報じられた」

引用「勝久社長はお客の会員制度を作った。「会員限定で価格を示す」。その苦肉の策が、広く知られる大塚家具の会員制ビジネスモデルであり、同社の快進撃のキッカケともなった」

引用「まとめ買い需要の減少にある。平均接客時間が2時間を超え、さらに平均客単価が30万円を超えるとされていたビジネスモデルだった。しかし、1990年台中盤のピークに年間約160万戸もあった住宅着工戸数は、近年100万戸を大きく割り込んでいる」

引用「高級品購買層にはまだ大塚家具は強みを発揮している。問題は、中間層だ。筆者のような「良い家具にこしたことはないけれど、ニトリでじゅうぶん」という正直な感想をもつ購買層は、他社に逃げていった」

引用「市場環境の変化によって中間消費者層を競合他社に奪われ、創業者個人で引っ張ってきた組織のゆがみが露呈」

この記事を読んでいて思ったのは、江戸時代から築き上げた、職人、仲買人、小売店の共存方式を、破壊して新しいビジネスモデルを確立した会長。それによって、昭和時代(嫁入り時代)には大成長した。しかし、分厚かった中流階層が崩壊して、このビジネスモデルも破綻した。
それに対して、新しいビジネスモデル(結婚時代に合うビジネス方式)を構築しようとしているのが娘、社長である。
つまり、日本が、嫁入りから結婚へと、夫婦の形も変わってきているのだ。
そんな筋書きが見えてきた。
追記)大塚家具、ワンマン会長のパワハラの嵐 病気や退職する社員続出、イメージ悪化で死活問題 | ビジネスジャーナル