真夢人ブログ

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記事「住みやすい町、日本一 「究極の地方創生」はこれだ!」から

www.nikkei.com

引用「名古屋市に隣接する愛知県長久手市。人口5万人の一見何の変哲もないベッドタウンだが、「快適度」「子育てがしやすい」といった各種調査で「日本一」に輝き、今も人口流入が続いている

引用「役人も、地域のことに正面から向き合わなくなった。地方再生という名のもとに、中央政府はカネをばらまいて解決を図ろうとする。すると、単年度主義の役所は、あわてて予算の消化に走る。勢い、コンサルタントに任せるため、全国で同じような施策が打たれ、箱モノばかりが増殖していく

引用「遠回りした方がいい。ケンカしながら、時間をかけて落とし所を見つけていく」。そして振り返れば、そこに地域再生の物語が生まれている

引用「短期的な成果ばかりを求める「会社の論理」が幅を効かせて、地方が力を失った

引用「高度成長の成功体験を持つ世代が、会社の論理を家庭や地域社会に持ち込んでしまった

引用「各施設の規模拡大には走らない。背景には失敗経験がある。「老人ホームの職員が数十人に増えた時、分業制になり、効率を求める組織になってしまった

引用「転機となったのが3.11だった。効率を求めた原子力発電所が深刻な被害を撒き散らし、既存の秩序やシステムが揺らいだ。「時間に追われる世界」が幅を効かせる時代は、終わりを告げようとしている

近代社会、近代工業化社会、効率最優先思考、規格大量生産制から、堺屋太一が、知価社会と呼ぶ、頭脳よりも心を重視する社会の到来を告げる姿だろう。

この記事はすべてを読み通していただきたい、素晴らしい内容です。