真夢人ブログ

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思想に時間と空間を入れ込む

イスラム国が、敵対国や地域にテロを仕掛けている問題で、考える必要があるのが、「思想に時間と空間を入れ込む」ことではないかなあ思える。

時間の主なものは、地域や国の経験してきた歴史である。

日本も、平安時代、戦国時代、江戸時代、明治時代と、さまざまな時代特有の思想を経験したという歴史がある。

私達、先進諸国は、独特の時間と空間(地理的環境など)を持っている国々に対して、民主主義という新しい思想だけで、世界を評価している。

これは、例えば、日本においては、2015年に生きる日本人が、戦国時代の行動を、今の思想で判断するのに等しい。

この思考方法が、数多くの若者を、イスラム国へと走らせているように思える。つまり、知ったかぶりの大人が、奇抜な若者を批判するのと同じなのではないか。それに対する強烈な違和感を感じる若者が、イスラム国へと走らせているように思える。